血液というのは、心臓から大量に放出されて上半身から下半身へ流れていき、ふくらはぎの筋力などによって下半身から心臓へと押し戻されることで全身を流れています。
この流れには体を動かすことで起こる筋肉運動も関わっているので、あまり動かさない部分は血液の流れが悪くなります。
人間の体は、血液が全身を循環することで栄養や酸素を取り込み、細胞を活性化して健康な状態を保ちます。
つまり血液の流れが滞ると、必要とする栄養が不足して細胞のダメージが修復されなかったり、分裂が滞ったりします
そのため、血行不良というのはあらゆる疾患や冷え性や肩こり、その他肌荒れなどいろいろなトラブルを引き起こす元と言われるのです。
ホットヨガは、40度ぐらいの温度設定で、湿度も高めの50%以上の環境が整ったスタジオで行います。
このような環境だと、それだけで汗をかきますが、さらにさまざまなヨガポーズを行うので体全体から汗が吹き出てきます。
汗が出るということは代謝がアップして体温がぐっと上がっているので、血液もどんどん流れていきます。
また、ヨガのポーズは血行不良によって縮こまっていた、手足など末端部分までしっかり伸ばすので、全身の血流が改善されます。
血行を促進する方法は、マッサージや入浴などがありますが、こうった方法は一時的に外側から血流を促すだけで持続性はありません。
ですが、ホットヨガなら強制的に体温を上昇させて代謝を活性化するので、体の内側から血行を促進します。
ですので血行促進効果にも持続性があり、続けるほどに血行不良が改善され、それに伴うトラブルの改善にもつながるのですね。
コメント